末野屋商店奮闘記

始めまして、30代半ばのサラリーマン、末野屋長助と申します。日々の何気ない出来事や拙い資産運用奮闘記などを綴っています。

末野屋長助の独断と偏見の漫画紹介~柔道~

初めに

 

こんにちは、末野屋長助です。

今回は自分が今まで読んでいて面白かったので完結まで買ってしまい、現在独り暮らしでも所持(電子コミック含む)している漫画を紹介してみます。

 

・・・ぶっちゃけかなり独断と偏見です。

しかも、最近の漫画は知りません。

知っていてもジャンプなど主要雑誌連載の漫画は知りません。

ジャンプもジョジョウルトラジャンプに移行した時から読まなくなりましたし、サンデー、マガジン、チャンピオンもいつの間にか読まなくなっていました。

 

後、天邪鬼なのか、ワンピースやナルト、コナンなど超有名なものは避ける傾向があります(誰でも知っているものには興味があまりない)。

 

でも、漫画は娯楽として好きです。

学ぶことも多いです。

 

末野屋長助、中学生の頃の思い出の漫画

 

ご紹介したい漫画はこちら、

 

帯をギュッとね! - Wikipedia

帯をギュッとね!』という高校柔道の漫画です。

週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に、1988年から1995年52号まで連載された。単行本小学館少年サンデーコミックスより全30巻、同ワイド版より全15巻、小学館文庫より全16巻。

NEW WAVE JUDO COMIC』と銘打ち連載された本作は、多数のギャグを交えた軽妙なストーリー運びで、従来のスポ根一辺倒の柔道漫画とは一線を画した。そしてそれまでのスポ根としてのイメージが強かった柔道漫画を、スポーツ競技としての爽やかなイメージに変えて人気を博した。 (Wikipediaより引用)

 

これより前にあった柔道漫画の『柔道部物語(柔道部物語 - Wikipedia)』のような硬派系柔道漫画でもなく、『YAWARA!YAWARA! - Wikipedia)』のようなラブコメ柔道漫画でもないフラットかつ実践的な漫画と思っています。

作者の河合克敏さんも『柔道という競技への取り組み方に関しては、作品全体を通して「技に重きを置き、柔能く剛を制す、そして明るく楽しい柔道」を描こうとしていた』とも述べられています。

 

小学校を卒業し中学に入学する前の春休みに末野屋長助少年はこの漫画に出逢って『なんて柔道は面白いんだ』とかなり影響されてしまっていました。

入学前まで中学の部活は小学校までしていた剣道か卓球にしようかなと思っていましたが完全に柔道脳になってしまっていた僕は、即担任の先生に入部希望書(それを書いて入部が確定していた)を提出しにいったのですが、

 

『うちの中学には女子柔道部しかないぞ、男子柔道部は何年も前に無くなったぞ』

 

と言われてしまいました。

 

ガーンです。

 

普通ならばそこであきらめるところなのですが末野屋長助少年は違いました。

諦めきれなかった少年は初めて会うクラスの同級生数人(同じ小学校の友人には声をかけなかった)に声をかけ、何とか部として成立できる兼団体戦での出場ができる5名(全員未経験)の署名を提出でき、弱小男子柔道部として1からスタートすることになりました。

・・・柄にもないのですが、言い出しっぺの僕が主将を務めることになりました。

 

ほとんど導入がこの漫画と同じで運命を感じました。

 

そんな思い出の漫画です。

 

この漫画は教科書だった

 

 

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右も左もわからない弱小柔道部員だった末野屋長助少年たちは女子柔道部の部活に紛れて一緒に練習をしていました。

 

・・・同年代の女子と寝技を掛け合ったり羨ましいとか、力で押し切ったんだろ、とか思った人。

 

・・・あまい、ピーチネクターひやしあめより甘い。

 

力じゃないんですよ。エロ根性じゃないんですよ。

 

もう毎回ボロボロになっていました。

技かけられて受け身が取れず頭から落ちて気絶したり、締め技かけられて気絶したり。

だから技の大事さ、タイミングの大事さっていうのが身に染みて分かったのかもしれません。

 

弱小でできたばかりなので顧問もいません。

教えてくれるのは女子の先輩。

まだまだ素直になれない中学生の末野屋長助少年たちは昼休みや部活が終わった後に柔道のビデオをみたり、漫画を読んだりして勉強していました。

漫画の練習方法とかを取り入れたりして練習していました。

勉強して、練習してをやっていたましたが正直、一年生の頃は大会や一勝もできずにおわりました。

 

・・・現実は非情である。

 

漫画のキャラクターのようにはいきません(>_<)

 

僕たちは中学生だった。必殺技にあこがれた。

武道をしている中でたくさんの技の中から自分が得意とする技を持つのが勝つための戦法の一つでもあります。

漫画キャラクターたちも終盤の勝ち上がった全国大会で強豪相手に披露している場面もあります。

 

正直中二病だった末野屋長助少年たちもあこがれてしまっていました。

末野屋長助少年は背負い投げ~と寝技が得意だったのですがここ一番の必殺技も欲しくなっていました。

 

 

もちろん必殺技もこの漫画を参考にしました。

 

それが、

 

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主要キャラの宮崎茂の必殺技(漫画では裏技と言っています)です。

袖釣り込み腰という技に似ているアマレスの技『逆一本背負い』です。

漫画では一本を取って勝っていますが、末野屋長助少年はこれで相手の態勢を崩し寝技で勝つという必殺技を作っていました。

このように普通の柔道漫画には出てこない技でしかも実現可能な技の描写があるに興奮した中二病は実行してしまったわけです。

 

ただ、先生や周りの先輩たちに素直に『漫画の技をパクりました』というと怒られるのでずっと『一本背負いをしようとして失敗しました』とうそをついていました。

ちなみに、どうでもいいですが、私の中学三年間の柔道成績は北信越大会2回戦負けです。

黒帯も取れなかった弱小としてはまあまあかな、と思っています。

 

終わりに

ほとんど漫画の紹介じゃあなくなってしまいましたが、皆さん自分の人生に影響を与えた漫画はございますか?

私にとってこの『帯をギュッとね!』はその漫画の一つです。

特にスポーツをしていた方々は何かあると思います(『キャプつば』や『タッチ』なんか多そうですね)。

 

それは本当に幸せなことです。

 

百人いて百人全員面白いという漫画は少ないと思います。

 

読んでいて、その時光っていた漫画というものもあるかと思います。

 

私のように大人になって、しかも実家を離れ、一人暮らしを始めてもほかの荷物と一緒に持ってきているような漫画って、もしかして自分のバイブルなのかもしれません。

 

そんな本とめぐりあった自分は、本当に幸せなんだ、と思います。

 

では今回はこの辺で。

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・・・・漫画の紹介って私に向いていないのかもしれませんねぇ。