末野屋商店奮闘記

始めまして、30代半ばのサラリーマン、末野屋長助と申します。日々の何気ない出来事や拙い資産運用奮闘記などを綴っています。

久々にほっこりした話を語ってみた

 


こんにちは。

みなさんの末野屋です。

今回は私が体験したちょっとほっこりする出来事をご紹介いたします。

 

 

 

先日、私は仕事であるお店に伺っていた時の話です。

 

「あの~、すみません」

 

後ろから声がしたので振り返ってみると小学高の低学年くらいの男の子(見た目は小さなジャイアン)が売り場にあった絆創膏をもって話しかけてきました。

 

「この絆創膏、買いたいんですけど・・・」

 

男の子はそういうとおずおずと自分の財布の中身を取り出し、中身を私に見せてきました。

 

そこにはわずかながらの小銭がありましたが、売り物の絆創膏を買う分もありませんでした。

 

「・・・これだけしか持ってないんですが、この(絆創膏の)箱から一枚だけ買うことはできませんか?」

 

と、泣きそうになりながら尋ねてきました。

 

私は、もちろん売れないのはわかっていたのですが、なんでそれほど欲しいのか気になり、その男の子に尋ねました。

 

男の子はさらに泣きそうになり、こう答えました。

 

「・・・友達がケガをしちゃって・・・でも、僕お金なくて・・・お願いします、一枚だけでいいんで売ってください!」

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・・ぶわぁぁぁぁぁぁ(´;ω;`)

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※イメージです(´;ω;`)

 

今時友達のために自分のお小遣いをはたいて絆創膏買いに来る人いますか!?

 

お金が足らないからといって、あきらめずに、大人の男性に尋ねてくるやさしさと勇気がある子どもがいますか!?

 

おっちゃん、感動してしまいました。

 

だから。

 

「いらない、お金はいらない! おっちゃんが買ってあげる! みんなには内緒だよ!」

 

と反射的に言っていました(後悔はない)。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・これで閉まらないのが末野屋クオリティ( ̄▽ ̄)

 

買うためにレジに行くと、スタッフのお姉さんが、「末野屋さん、どうしたんですか?」と尋ねてきたので内容を話すと、

 

「お店に取り置きの絆創膏があるのでそれをあげてください」

 

と事務所から絆創膏をとってきてくれました。

 

男の子は「ありがとう、お姉ちゃん」といって帰っていきました。

 

最後、なんとも私は閉まらなかったですが、男の子とそのケガをした友達がよければいいやと思えたので、『ま、いっか』という気持ちで終わりました。

 

子ども達の友情に幸あれ。

 

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