そして私は自動車のタイヤを交換してみた
初めに
みなさん、こんにちは、平成JUMPをしてしまった末野屋長助です。
令和では良い方を見つけたいですね。
今回は、遅れに遅れていたスノータイヤからノーマルタイヤへの交換のお話しをしていきたいと思います。
自動車を所有していない人は、なんやねん、と思う方も多いかもしれませんが簡単なお話しにするつもりなので雑学程度で軽く読んでみてください。
(今回写真が多くなってしまいました)。
年に2回のタイヤ交換
私は普段、大阪に住んでいるのですが、実家は冬に雪が降ったり、凍結したりする北陸にありたまに帰ったりしています。
その為、温かい都会のように一年中ノーマルタイヤという訳には行かず、春と秋にノーマルタイヤとスノータイヤの交換を行っております。
昔はタイヤの交換をする家が多かったのですが、最近の方はディーラーやタイヤ専門店、整備工場やガソリンスタンドなどいろいろなところでしてもらえるので、時間と手間をお金で解決している方も多いそうです。
では、そのようなところの頼んだ時のお値段は如何程なのでしょうか。
結構なお値段で・・・
さて、正直なところ、私は車を買ってからずっと自分でしてきたので、交換を頼んだ場合の値段というものに詳しくありません。
その為、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
スタッドレスへのタイヤ交換の料金・費用・工賃とは|車検や修理の情報満載グーピット(GooPit)
こちらの記事によれば持ち込みの場合、『軽自動車、普通車、ミニバンでタイヤ組み換え 2,000円/本(4本で8,000円)』とのこと。
・・・8,000円、高っか(´゚д゚`)
年2回で、8,000×2=16,000円。
10年車に乗ったとして、16,000×10=160,000円
16まんえん!!
ええ~、みなさん、この金額払ってるんですか。
お金持ちですね(>_<)
私はこの16万円はほかに使いたいです。
実際に自分でタイヤ交換してみよう ~末野屋の交換手順~
では、節約のために自分で交換してみたいという皆さんに、末野屋が実際にしているやり方をお話ししてみようと思います。
ただ、私も父から教わっただけで教本などは読んだことがない為、不安な方は教本などで本格的に勉強してください。
①保管していたタイヤのチェックをしよう
まず、保管していたタイヤの空気圧チェックを行います。
いま現在クルマに乗られている方は、自身のクルマの「適正空気圧」をご存知でしょうか?
大概、運転席のシートとドアの間のフレームに下のようなシールが張り付けられているのですが、取り付けるタイヤサイズのkPaを確認します。
私のタイヤの場合は赤丸の220kPaですのでこの分だけ空気を入れればいいんだな、と確認します。
空気を入れるのに使う機器はこちら、
エア~コンプレッサ~。
・・・“家にあるかい、こんなもの!!”と怒らないでください。
無い場合は、ガソリンスタンドなどで入れてきてもらっても大丈夫です。
そして、空気圧を測る道具はこちら、
タイヤゲ~ジ
こちらで、
エアを確認。
保管していたタイヤはメーターが220kPaを下回っているはずなので、
空気を入れます。
私は220kPaピッタリじゃなくても10kPaくらいならば多く入れても問題ありません。
②駆動輪に取り付けるタイヤを選びましょう
ではタイヤを取り付ける前に4輪あるタイヤをどこに取りつけるか決めていきましょう。
私の車は10年以上前のものなので左右のタイヤで訳ています。
見分け方は下の写真のように車体の右側のタイヤには“→右”と書いて分けています。
最近の新しい車は分けなくてもいいそうですね。
次に駆動輪に使うタイヤを選択します。
基準は“タイヤの消耗(溝の減り、傷etc.)が少ない”です。
一番いいタイヤを駆動輪に使いましょう。
自分の車が前輪駆動か後輪駆動かは自分で調べてください。
③安全に取り付けて行きましょう
まず、取り付ける際は傾斜の無い平らな地面で行いましょう。
また、サイドブレーキが引かれているか、シフトレバーはPレンジにしてあるか、後このような車止めで、車が動かないようにしているかなど安全に十分な確認をしてください。
④ジャッキで車体を上げて行きましょう
寝っ転がるマットを敷いて、ジャッキを使い車体の下にある定位置(へこみのあるところ)に、
ゴムを合わせドッキング!
で、タイヤの底が浮くか浮かないかまで車体を浮かせます。
⑤タイヤを外していこう
次にタイヤを外していきたいと思います。
使う道具はこちらのクロスレンチ(十字レンチ)を使います。
赤丸で囲ってあるところにテープを貼っているのはここが私のタイヤのナットのサイズなので目立つようにしています。
タイヤのナットは写真のように十字に外していかなければ軸が重さで曲がったりするので注意です(①→②→③→④のように外します)。
外したナットはこのついているタイヤ専用なので、取り付けるタイヤのナットとごちゃまぜにならないように区別して保管しましょう。
外したナット、そして取り付けるナットには必ず錆とりでコーティングしてから保管、使用しましょう。
私のお勧めはこれです(自転車の錆止めなどいろいろ使えます)。
⑥タイヤを取り付けてみよう
では次にタイヤの取り付けですが、クロスレンチでナットを十字に取りつけてからの工程があります。
このトルクレンチというものを使います。
トルクレンチの先には、
この下の0のメモリのところに赤字の“100”でメモリを合わせます。
ちなみに、普通車の場合は“100”で、軽自動車は“85”で合わせます。
これでナットを締めていくのですジャッキを落とさずが車体が浮いたままでトルクレンチで絞めていきます。
“カチッ”と音が鳴るまで締めていきます(それ以上してはいけない)。
ちゃんと締めれたら、ジョッキの油圧を緩めて車体をゆっくり下げて行きます。
これで一輪の交換は終了です。
この①~⑥までの工程を全輪行って交換終了です。
外したタイヤはちゃんと洗おう
また、半年後に使うのですからしっかり保管しないといけません。
汚れはブラシと洗剤でしっかり洗い乾かします。
そしてタイヤの溝に小石が挟まっていたらすべて取り除きましょう。
とらないと溝のひび割れなどの原因になってしまいます。
最後にタイヤゲージを使い今の空気圧を調べましょう。
もし、空気が「適正空気圧」の基準いっぱいまであるようでしたら少し空気を抜きます。これもゴムの劣化を防ぐためです。
そして私は自動車のタイヤを交換してみた
これで全行程が終了です。
タイヤの清掃まで含めてもだいたい1時間ほどです。
これを年に2度行います。
エアーコンプレッサー以外を一から取り揃えたとしても16万円よりはだいぶ節約になるのではないでしょうか。
交換は一人でもできますがサポートが一人いるとさらに早く終わらせることができます。
では、今回はこの辺で私の話は終了といたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました('ω')ノ