末野屋商店奮闘記

始めまして、30代半ばのサラリーマン、末野屋長助と申します。日々の何気ない出来事や拙い資産運用奮闘記などを綴っています。

そして私は何のために働くのか考えてみた

 


 初めに

こんにちは、末野屋長助です。

早いものでもう四月も終盤になってしまいました。

週末からGWに入る方々も多いのではないでしょうか。

 

今回は、4月から新しく仕事を始めた皆さん向けにいろいろ考えてみようと思います。

それ以外でも長年仕事をしていてやりがいや意味が分からなくなり気分が落ち込んでしまっている人も読んでいて何か感じて頂けるものにできればと思います。

 

会社について考えてみる

私は新卒で今の会社に入社し、もう10年以上になり、現在も働いています。

転勤は数回経験したことはありますが、転職はしたことがありません。

でも考えたことは正直あります。

そして皆さんもこんなこと感じたことはありませんか。

 

『自分はこの職業に向いているのだろうか』

『会社から評価されていないんじゃないだろうか』

『入社が同じな同期は出世していっているのに私は・・・恥ずかしい』

 

とか、それ以外でも、

 

『入社する前と今じゃ思っていたのと違うな』

『正直、上司からの指示ばかりで好きなことができない』

『辛い(つらい)』

『しんどい』

『寝たい』

『彼女(彼氏)ほしい』←違うッ!!

 

などなど、感じてしまいダウナーな気分になってしまうことがあります。

 

その中で

『会社、辞めようかな』

と考えてしまうことはありませんか。

 

そのように感じた時はまず“企業理念など”を読み返してみてください。

そして今でもその理念に自分が共感できるか、を考えてみてください。

今では自社のホームページを持っている企業も多いので、そこに書かれている内容を調べてみてください。

 

・・・もし理念が無い、などという企業があるとしたら・・・大変危ない、すぐ離れたほうがよいです。

 

元気な企業(=会社)と〈会社は理念の現実化〉

世の中にある全ての制度は『人間が幸せになるため』にあります。

同じように全ての企業は、『なぜ作られたのか』という人の心・意識が働いて成り立っています。

それが個人か集団の違いであっても必ずあります。

そしてそれを突き詰めていくと企業は『人間が幸せになるため』につくられる、という結論に至ります。

 

人が幸せになるための企業には必ず人の心・意識が働いた理念がなければいけません。

そして理念は私利私欲であってはいけません。

 

『社会に貢献しうる明確な目標を持ち、その実現のために共感したメンバー(社員)が集まり、(社員)一人ひとりが自立し、相互に支援し合うことによって無限の価値と感動を提供し続ける企業』

それが元気な企業なのです。

 

ということは、働く私たちが理念に共感し、チャレンジでき、自分以外の人と協力体制をとれていかなければ、いい会社にすることができない、ということなのです。

 

ここまで読んでいただいて『自分の会社の理念に共感できる』と思えれば、次はやらされ感を払拭するために自信のマインドの整えることを必要があるか、を考えてみます。

 

“誰かがやってくれる”から“私がやってみる”へ

 

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企業というのは社員が『やる気がない』と簡単に死にます(潰れます)。

 

『誰かがやってくれる』

『別に私がいなくてもいいじゃん』

『変わりはいるもの』

『私ってほんとバカ』←違うッ!

 

そんな気分で仕事していて楽しいですか?

悪循環に陥ってしまいます。

上の表でやる気のある社員を自立型人材と表していますが、もっと簡単にいうと

 

『人から感謝される社員』です。

 

人は幸せを、やる気を感じるポイントとして『人から感謝される』というのがあげられます。このポイントのすごいところは『心の持続性がある』ということです。

 

「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる方は少ないでしょう。

 

では、どのような行動をすれば感謝される人になるのか。

 

それは『相手に感謝の心を抱きながら、本気で行動する』ことです。

 

人のこころというものは相手に伝わるものです。

 

『この人に感謝されている、私のことを本気で考えて行動してくれている』

そう思った相手は感動とともに必ずあなたを信頼し、仲良くしたいと思ってくれます。

世の中には『仲良くする=怠慢に構えていてもいい』と思っている節がありますが、大きな間違いです

 

『仲良くする=努力』なのです。

だって仲良くするためには、相手に感謝の心をもって本気で付き合わないといけないのですから。

(ちなみに無意識とは“自己中心的なこと”です)

 

仲良くすることによって信頼関係が生まれ、それがより強くなると、自分(達)の実力以上の相手に立ち向かっていきたくなります(団体スポーツをされていた方はより深く理解できるのではないでしょうか)。

そのために努力し、自分(達)を成長させてくれます。

 

この”成長”が幸せを、やる気を感じるポイント②になります。

 

なんかプラス思考になってきませんか。

 

企業の社員は仲良しでなくてはいけない

先ほど元気な会社の定義の中でお互いに支援し合うこと、という話をしました。

この相互支援は仲良しでなくてはいけません。

なあなあの仲良しではありませんよ。努力する仲良しです。

 

なら、パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラなど昨今世の中でとりただされている数々のハラスメントがいかに害悪であるかというのがわかります。

自分と会社が元気にするために即刻抹殺するしか、ないじゃないですか。

 

仕事は楽しく、興奮できるものじゃないとつまんないです。

 

リーダーの役割

今リーダー(管理職など)方の役割は、

『企業理念の現実に向けて率先垂範で取り組み、社員(部下)のやる気を引き出し、最大の生産性を生み出すチーム・組織を創ること』

です。

 

「何のためにするのか」を伝え、語れないといけません。

語るのが理念でなく、利益や業績などの私利私欲だった最悪ですね。

事業とは『人を幸せにする』ためにするのですから。

 

人が幸せになる提案をし続けていきましょうよ。

自分にとってもプラスになりますから。

 

なぜ、私たちは甲子園やオリンピック、駅伝に魅了されるのか

話が変わったように感じる方もおられるかもしれませんが、少しお付き合いください。

毎年、春と秋には高校野球が行われ、彼らの活躍に一喜一憂する方々がみなさんの中にもおられるのではないでしょうか。

また、2020の東京オリンピックのように世界で戦う人たちが競い合う4年に1度の競技の最高峰を楽しみにする方々もみなさんの中にもおられるのではないでしょうか。

箱根に代表される駅伝も、です。

 

なぜ魅了されるのでしょうか?

 

この3つには共通点があります。

 

それは『一人一人が本気で勝負に挑んでいる姿勢が伝わる』からです。

 

甲子園もプロ野球にに比べると技術力は無いでしょう。

でも、技術を上回る本気が伝わります。だからドラマが生まれます。

オリンピックや駅伝も新記録がほぼ毎回出てきます(東京も新記録が生まれるでしょう)。

人間の限界を突破し成長するんだという本気が伝わります。

 

人というのは本気の人を見たいのです!!

なぜなら勇気を貰えるからなのです!!

 

これって誰でもできる事なんです。

そう、仕事に不慣れな新入社員のような新人であっても、です。

 

プラス受信の考え方

全ての出来事は、前向きに考えればチャンスとなり、後ろ向きに考えればピンチとなります。

問題が起きたことが問題なのではなく、どう考えたかが、本当の問題なのです。

 

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世の中で思い通りになるものは自分と未来だけです(それ以外は無理~)。

 

思い通りにするには自信が不可欠であり、自信とは過去に結果です。

 

特に厳しい環境での結果は、どこでも通用します。

 

要は制約条件で人はより成長できるのです。

 

プラス受信の考え方をするために「仕事はなんとなくしない」ようにしましょう。

 

「働きがい」を感じるために私たちができることはなにか

 

①楽しく仕事をする

②助け合える仲間を自分から作っていく

③「なぜやらないといけないのか」「その結果どういうことが起きるのか」を行動前に思考する

 

この3点以外にも、

・仕事人間にならないワークライフバランス

・チームの目標を創る

・仲間を信じること、伝えること

・職場で意見をいう

・目標の統一

・理念の共有

・1人1人が幸せになるための努力

・他部署同士での情報共有

 

などなどが大切です。

 

そして私は何のために働くのか考えてみた

いろいろ述べてきましたが、不安になるときはだれにでもあります(皆さんが出世して会社の中枢に進めば進むほど孤独な不安は増えていきます)。

でも、「ピンチはチャンス」と考えるプラスマインドを常に持っていてください。

プラスに考えることは楽観視することではありません。

努力することです。

 

私は常々思っていることがこれです↓

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 結果結論は『安心を得るために働く』ことなんですよ。

 

働くことは手段であって、目的じゃありません。

 

今回は少しでも安心を得るために働きやすくなるマインドと手法を述べたにすぎません。

 

皆さんがこの記事を読んで少しでも悩みが楽になっていただければ幸いです。

 

では、今回はこのへんで。

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