そして私はソーシャルレンディングに手を出してみた
今の自分に不安を覚える末野屋
2017年の夏、昔からの幼馴染と飲んでいる時に『ソーシャルレンディング』というものを始めたとの話を聞きました。
その時は私は特に働いている会社からの給与以外からの収入を稼ごうとは考えておりませんでした。
理由は親の株の失敗(アチャー)と2007年から10年間していた郵貯の投資信託で大損(預けていた資産の30%消失)した経験があった為です(投資信託は郵貯職員の言われるがまましてしまったという100%私の失敗です。アホでした)。
2018年1月元旦、帰省していた実家の部屋でゴロゴロしていた時に、偶々読んだ記事には書かれていた内容が目に留まりました。
“30代独身男子、資産1000万無いと絶望しかない”
“会社は社員を助けない。定年後の地獄”
・・・30代独身の私、婚活サイトで年収で弾かれる私、会社同期より8年昇給が遅れている私、いままでの私。いろいろな今の私を考えてしまい言いしれない不安が押し寄せてきました。
『副業』という文字も頭をよぎりましたが私の勤める会社の社内規定で副業は禁止されているのでダメ。
では、どうするか。株は負けるイメージしか思い浮かばないし。
ソーシャルレンディングでの資産運用を検討する
悩んでいる中で、ふと頭をよぎったのは友人が話していたソーシャルレンディングでした。
ネットの記事を見てもよくわからない。
そんな自分はとりあえず始めていた友人に基礎中の基礎から聞くようにしました(持つべきものは頭のいい友人)。
その中でやろうと決意した言葉がこれです。
『ソーシャルレンディングは投資したら長期でほったらかし。利率は低いがサラリーマンにはぴったり』
・・・そいつぁステキだ。
ソーシャルレンディング開始
ただ、郵貯の失敗もあるので自分で調べる期間を2か月設けました。
そして、3月下旬。
メインどこと言われる、
“maneo”
“クラウドリース”
“LCレンディング”
“プレリートファンド”
“OwnersBook”
を選択していきました。
ただ、運用に充てれる余剰貯金が300万ほどしかなかった為、勤め先で行っていた『持ち株会の金額調整』や『財形貯蓄の一部引き出し』などを行い、800万近くの余剰金をソーシャルレンディングに充てました。
そして、2018年夏に、
“トラストレンディング”
“SBIソーシャルレンディング”
“TATERUファンディング”
と運用分散を進めて行きました。
最初は微々たる金額でしたが毎月2~4万が手に入ってくるとうれしくなってきました。
今後『定年まで、資産運用できるかな』と淡い期待を持てるようになりました。
・・・期待を持っていたんです。
・・・甘かった(>_<)
あんなことになるとは。
忍び寄る悪夢、暗雲は広がっていく
Twitterの記事や友人の話でラッキーバンク事件の話を聞いたり見たりしていたのですが、ソーシャルレンディング最大大手のmaneoであんなことになるとは。
夏が終わる頃にあったTATERU事件の時は私は1案件だけだったので何とかなるだろうという気持ちだったのですが、11月初旬、
maneoで投資していた案件が被弾(ザクゥ)、
続けてクラウドリースが被弾(ドムゥ)、
トラストレンディングが被弾(グフゥ)
と私の運用開始1年目で大きなタイガーアッパーカッを喰らい吹き飛びました。
何事も安定的なものなんてない、と改めて勉強させられました。
それでも資産運用は続けていく
現在2019年春、ソーシャルレンディングは“OwnersBook”と“Funds(ファンズ)”のみに絞ってほそぼそと続けています(Fundsはクリック合戦に連敗中ですが)。
その他の業者への投資は封印、分配金や返済金がある程度金額がたまり次第引き出しております(寝かせる資金余裕は私にはありません)。
ただこのまま資産運用を縮小均衡にするわけにはいきません。
ソーシャルレンディングは手段であって目的ではありませんから。
目的はぶれず『私の人生の安心のため』です。
- 「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
『名声を手に入れたり人を支配したり
金もうけをするのも安心するためだ
結婚したり友人を
つくったりするのも安心するためだ
人のため役立つだとか愛と平和のためにだとか
すべて自分を安心させるためだ
安心を求める事こそ人間の目的だ』
Byジョジョの奇妙な冒険よりディオ・ブランド―の名言
そして、次のステージは・・・
【2019年】
1月下旬 つみたてNISA参入。
3月下旬、楽天証券より国内株参入。
動いて動いて動いて動いて動いて動いて動いて動いて動いて動きまくっていきます。
・・・NISAも国内株も買った瞬間マイナス開始している素人ぶりですが(ギャンッ)。
でも『楽しいから、ま、いっか』という気持ちにもなっています(ズザーッ)。
では今回はこの辺で、サラダバー。