そして私はラーメンを食べにいってみた ~大阪(天王寺)の中華そばトライ【旧店名:麺屋7.5hz 天王寺店】~
たまに行くならこんなラーメン屋(略して“たまラー”)
こんにちは。末野屋長助です。
今回はたまに食べたいラーメン屋を独断と偏見を踏まえ紹介していきます。
大阪(天王寺)の中華そばトライ【旧店名:麺屋7.5hz 天王寺店】
大阪市阿倍野区のJR大阪環状線 / 天王寺駅(JR北口)から 徒歩6分(450m)ほどにあるお店が今回ご紹介するラーメン屋『中華そばトライ』さんです。
『中華そば トライ』
定休日 日曜日
18:00~翌06:00
今までは麺屋7.5hz 天王寺店という店名だったのですがしばらく来なかったうちに店名が変わってしまっていて焦りました。
どうやら麺屋7.5hzから独立されたようです。
ガツンとブラックしょうゆの高井田系ラーメン
高井田系ラーメンとは大阪御当地ラーメンという位置づけをされており、麺は沖縄そばのような極太ストレート(硬め)で、スープは鶏ガラと昆布を使用し、濃厚な醤油味で供されるラーメンのことをいいます。
・・・ぶっちゃけ富山ブラックです‼‼‼‼ ←大阪の人に怒られる(-_-;)
いや、私も昔転勤で住んでいた富山で食べたラーメンが忘れられず(たまにコンビニのカップ麺で出てくる富山ブラックラーメンは薄すぎる)、『そういえば学生の頃(マグロ大学)ジョギングの途中でよく立ち寄っていた濃い口ラーメンのお店が大阪にもあったよね』という理由で探し行き始めたラーメン屋です(ジョギングは素晴らしい、だが無意味だ)。
※ちなみに富山ブラックは“大喜”というラーメン屋が好きでした(あのご飯がないとスープが食べれなくなり、しばらく味覚障害になる味が好きだった)。
落ち着く雰囲気の店内で個性的な店長がお出迎え
こちらの“中華そばトライ”さんは店長一人が切り盛りされているため店内はカウンターテーブルをメインにしている小さなお店です。
お水はセルフとなっております。
お品書きも、
こんな感じで如何にもラーメン屋という雰囲気。
ちなみに(並)以下はありませんし、最小の(並)も満足する量があります。
いつもは中華そば(並)とおにぎりを注文するのですが、今回は豪勢に「チャーシュー麺(並)」を注文致しました。
実食~癖が強いんじゃ~
「 チャーシュー麺(並)」(¥780)と「おにぎり1個」(¥100)=¥880(税込み)
濃厚というか“濃い”醤油ベースのスープ(緩和剤におにぎりの甘さは必要)に不ぞろいのゴロゴロチャーシュー、まだ歯ごたえのある(というか生ネギ斬り立てゴロゴロ)ネギのシンプル?なトッピングにこれまた極太のバリカタの麺のラインナップ。
隣で看護師の卵っぽい学生さんは“味噌ラーメン”食べてたっぽいですが、一口一口が噛み応えがあり、
麺→スープ→おむすび→チャーシュー→麺→ネギ→スープ→麺と食べないと味覚がえらいことに私はなります。
高い塩分濃度に私は負けない!! ←(後で医者に怒られるタイプ)
店長が面白い、そして深い
今日、店長と隣で食べていた女の子と話していたのですが、なんでも店長、売上や知名度を上げる行為に全く興味がなく、広告や張り紙を一切していないそうです(広まるのは口コミで十分、とのこと)。
でも、仕事は大好き。
過去6か月入院するほどの大けがを負ったことがあるそうですが、
もう『暇が地獄、何もしないのが辛い』と思えるくらいになったとのこと。
『辛いことなど、人生いろいろあったけど、それが人を成長させてくれた。無駄だったことなんて、今思えればなかった。あれもこれも全部必要なことばかりだった』
『何があっても、人生なんとかなるで』
店長があっけらかんと話していた内容に私も女の子もしばし食べる手が止まりました。
年若い彼女がどう感じたかは私にはわかりませんが、少なくとも私には真理だなぁ、と思えました。
ラーメン食べに来てこんな深い話を聞くとは・・・。
そして私はラーメンを食べ終わった。
その後、少しおしゃべりして(店長は缶ビール飲みながら←ほんと自由www)食べ終わった頃に次のお客さんが来たので会計してお店を後にしました。
ちょうど、女の子も食べ終わり会計をしているのを後ろ目に店外へ。
雨も止み、少し寒い風から身を隠すようにコートを羽織ると歩きなれた帰路につく私。
ただ、重くなったお腹に反していい話を聞け心が軽くなった私の足取りはそんなに重たいものではありませんでした。
次行くお店もいい店だったらいいな~。
あ、仲良くなった女の子の連絡先聞くの忘れた・・・ま、いっか。